#6ネタバレその2~蜘蛛チーム、最初の脚を探すの巻~
まずは蜘蛛チームから。
名札の裏に、セリフが書いてあります。
これを、名前のしりとり順に読み上げていきます。
① いつの間にか、仲間とはぐれてしまったぞ。
② 何か不思議な力で閉じ込められている。60分以上ここにいたら、死んでしまう気がする。
③ 見ろ。あの化け物はどうやら蜘蛛の妖怪のようだ。
蜘蛛 「ふん、とうとうとどめを刺しにおでましやな。
全員丸腰とは、舐めくさりよるわ。殺すんやったらとっとと殺し!」
④ どうやら、われわれを敵視しているようだ。
⑤ だが、ここから出るには、あの蜘蛛の力を借りるしかなさそうだ。敵ではないと分かってもらわないと。
⑥ 脚が八本のうちの四本しかなくて、弱っているようだが……。
とりあえずあたりを探索すると、蜘蛛の脚っぽいものが見つかります。

渡そうとしますが……
蜘蛛「それは、うちの脚! ……でも、この結界がある限り、うちはそれに触れもせえへん」
蜘蛛の手前にある注連縄をどうにかしない限り、アイテムの受け渡しはできないようです。
そこらを探索すると、まず目立つのは、スロープの廊下の途中においてある宝箱。
そして、このような図と、カードが見つかります。


蜘蛛の注連縄には、五色の御幣(ごへい)が下がっています。
封印を解くには、「金の気」の刃物で「木の気」を断てと書いてありますが……
周りには、青や黄色などの色布がついた日本刀や鋏などの刃物があります。


カードをヒントに「金の気」の刃物はどれか考えましょう。
「金火」の「日の丸、梅、ワイン」……これはいずれも赤と白、
「金水」の「碁、写真、星」……こっちはいずれも黒と白のようです。
共通する「白」=「金」だとすると……
「火」は「赤」
「火木」の「あじさい、信号、リトマス紙」は、赤と青で考えればよさそうです。
「金」=「白」の布が巻かれた日本刀で、「木」=「青」の御幣の真上を断つと、注連縄が真っ二つに分かれます。
ちなみに、同様に考えて、「土」が「黄」、「水」が「黒」。
「土木」の「セキセイインコ」はちょっと強引に見えますが、漢字で書くと「背黄青鸚哥」なのでした。
蜘蛛に脚を渡すと、セリフが始まります。
「……あんたら、うちを殺しに来たんとちゃうんやね。
ありがとう。うちは、ごらんの通りの蜘蛛の妖怪。
探し物をしに来たら、狐の妖怪に襲われてな。こないなことになってもうた。
狐の仲間がとどめを刺しに来たのかと思たんよ。脚を返してくれてありがとう。
ここはこの世とあの世の境、黄泉比良坂。ここにおるということは、あんたらも、もうすぐ死ぬようやね。」
もうすぐ死ぬ、と言われたら、参加者は次の台詞を言うように指示されています。
また、しりとり順に台詞を言いましょう。
① そんな、まさか!助かる方法はないのか?
② 待て。妖怪は、「探し物をしに来た」と言っていたな。
③ 妖怪は、ここと元の世界との間を、自由に行き来できるのか。
蜘蛛 「ほんまはその通りなんやけど、
今は妖力の源になる大事な脚が、三本も足りひん。
こんなんでは、あんたらの手助けやこ、とてもとても。」
④ つまり、帰る方法は、自分たちで探すしかないようだ。
⑤ しかし、この世界のことは知らないことが多すぎる。
⑥ 妖怪に協力して、力を貸してもらおう。
蜘蛛 「そしたら、残りの脚を探して。」
そして、蜘蛛は切れた結界の外へ移動します。その背後には……

不思議な図案が。

「マカンコウサッポウやないかーい!」というツッコミがチラホラ聞こえました。
ちがいます。「術型 突風」です。
「行き先を無人にして、術者三人でこのポーズをとると、死者を吹き祓える」
ということが書いてあります。
はて、死者……?
あと、巻物が見つかります。
狐の妖怪に関するもののようです。

最初に宿屋のバイトが話していた通り、
昔、妖狐が仕えている「五斗長(ごっさ)」家の家宝を持ち出した若者と、
彼と駆け落ちした身分違いの女とを追い、
黄泉比良坂で殺した、と書いてありますが……
このあたりで、そろそろやることが無くなります。
部屋の境目を、ひとりだけ白くない衣をつけた死者が通せんぼしていて、行き来は出来ません。
でも声は通るようです。向こうのチームと話をしてみましょう。おーいおーい。
「こっちには蜘蛛の妖怪がいて、狐の妖怪にやられて、なくした脚を探してます」
「ってそれだよ脚! その棚に置いてある黒いやつ脚!」
「あっちの天井近くにもあるよ!」


目の前にある! しかし部屋には入れないし手も届かない!
向こうのチームの話も聞いてみましょう。
「こっちには狐の妖怪がいるよ。蜘蛛にやられて動けないって言ってます!」
「そっちに黒い葉っぱない?」
「あと漢字カードみたいなやつない!?」
はい? はっぱ? 漢字?
急にそんなこと言われても。僕らが欲しいのは脚なんだよ!
あれ欲しい! けど部屋に入れないぞ!?
というフラストレーション状態の中、いかにして次の道をみつけるか!
落ち着いて話し合いをすることが肝心です。ここで、狐チームの状態をみてみましょう。
つづく。
名札の裏に、セリフが書いてあります。
これを、名前のしりとり順に読み上げていきます。
① いつの間にか、仲間とはぐれてしまったぞ。
② 何か不思議な力で閉じ込められている。60分以上ここにいたら、死んでしまう気がする。
③ 見ろ。あの化け物はどうやら蜘蛛の妖怪のようだ。
蜘蛛 「ふん、とうとうとどめを刺しにおでましやな。
全員丸腰とは、舐めくさりよるわ。殺すんやったらとっとと殺し!」
④ どうやら、われわれを敵視しているようだ。
⑤ だが、ここから出るには、あの蜘蛛の力を借りるしかなさそうだ。敵ではないと分かってもらわないと。
⑥ 脚が八本のうちの四本しかなくて、弱っているようだが……。
とりあえずあたりを探索すると、蜘蛛の脚っぽいものが見つかります。

渡そうとしますが……
蜘蛛「それは、うちの脚! ……でも、この結界がある限り、うちはそれに触れもせえへん」
蜘蛛の手前にある注連縄をどうにかしない限り、アイテムの受け渡しはできないようです。
そこらを探索すると、まず目立つのは、スロープの廊下の途中においてある宝箱。

そして、このような図と、カードが見つかります。


蜘蛛の注連縄には、五色の御幣(ごへい)が下がっています。
封印を解くには、「金の気」の刃物で「木の気」を断てと書いてありますが……
周りには、青や黄色などの色布がついた日本刀や鋏などの刃物があります。


カードをヒントに「金の気」の刃物はどれか考えましょう。
「金火」の「日の丸、梅、ワイン」……これはいずれも赤と白、
「金水」の「碁、写真、星」……こっちはいずれも黒と白のようです。
共通する「白」=「金」だとすると……
「火」は「赤」
「火木」の「あじさい、信号、リトマス紙」は、赤と青で考えればよさそうです。
「金」=「白」の布が巻かれた日本刀で、「木」=「青」の御幣の真上を断つと、注連縄が真っ二つに分かれます。
ちなみに、同様に考えて、「土」が「黄」、「水」が「黒」。
「土木」の「セキセイインコ」はちょっと強引に見えますが、漢字で書くと「背黄青鸚哥」なのでした。
蜘蛛に脚を渡すと、セリフが始まります。
「……あんたら、うちを殺しに来たんとちゃうんやね。
ありがとう。うちは、ごらんの通りの蜘蛛の妖怪。
探し物をしに来たら、狐の妖怪に襲われてな。こないなことになってもうた。
狐の仲間がとどめを刺しに来たのかと思たんよ。脚を返してくれてありがとう。
ここはこの世とあの世の境、黄泉比良坂。ここにおるということは、あんたらも、もうすぐ死ぬようやね。」
もうすぐ死ぬ、と言われたら、参加者は次の台詞を言うように指示されています。
また、しりとり順に台詞を言いましょう。
① そんな、まさか!助かる方法はないのか?
② 待て。妖怪は、「探し物をしに来た」と言っていたな。
③ 妖怪は、ここと元の世界との間を、自由に行き来できるのか。
蜘蛛 「ほんまはその通りなんやけど、
今は妖力の源になる大事な脚が、三本も足りひん。
こんなんでは、あんたらの手助けやこ、とてもとても。」
④ つまり、帰る方法は、自分たちで探すしかないようだ。
⑤ しかし、この世界のことは知らないことが多すぎる。
⑥ 妖怪に協力して、力を貸してもらおう。
蜘蛛 「そしたら、残りの脚を探して。」
そして、蜘蛛は切れた結界の外へ移動します。その背後には……

不思議な図案が。

「マカンコウサッポウやないかーい!」というツッコミがチラホラ聞こえました。
ちがいます。「術型 突風」です。
「行き先を無人にして、術者三人でこのポーズをとると、死者を吹き祓える」
ということが書いてあります。
はて、死者……?
あと、巻物が見つかります。
狐の妖怪に関するもののようです。

最初に宿屋のバイトが話していた通り、
昔、妖狐が仕えている「五斗長(ごっさ)」家の家宝を持ち出した若者と、
彼と駆け落ちした身分違いの女とを追い、
黄泉比良坂で殺した、と書いてありますが……
このあたりで、そろそろやることが無くなります。
部屋の境目を、ひとりだけ白くない衣をつけた死者が通せんぼしていて、行き来は出来ません。
でも声は通るようです。向こうのチームと話をしてみましょう。おーいおーい。
「こっちには蜘蛛の妖怪がいて、狐の妖怪にやられて、なくした脚を探してます」
「ってそれだよ脚! その棚に置いてある黒いやつ脚!」
「あっちの天井近くにもあるよ!」


目の前にある! しかし部屋には入れないし手も届かない!
向こうのチームの話も聞いてみましょう。
「こっちには狐の妖怪がいるよ。蜘蛛にやられて動けないって言ってます!」
「そっちに黒い葉っぱない?」
「あと漢字カードみたいなやつない!?」
はい? はっぱ? 漢字?
急にそんなこと言われても。僕らが欲しいのは脚なんだよ!
あれ欲しい! けど部屋に入れないぞ!?
というフラストレーション状態の中、いかにして次の道をみつけるか!
落ち着いて話し合いをすることが肝心です。ここで、狐チームの状態をみてみましょう。
つづく。
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